創世記 第3章22節―第4章8節
そして、エホバ・神は言われた、「見よ、その人はわれわれのひとりのようになり、善と悪を知るようになった.今にも、彼が手を伸ばし、命の木からも取って食べて永遠に生きることがないように」.
そこで、エホバ・神は、彼をエデンの園から送り去らせた.そして、自分が取り出されたその土地を耕させられた。こうして、神はその人を追放し、エデンの園の東に、ケルビムと、あらゆる方向に回る炎の剣を置いて、命の木への道を守らせられた。
さて、その人は彼の妻エバを知った.そして彼女は身ごもってカインを産んで、「わたしは一人の人、エホバを得た」と言った。彼女はまた、弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となったが、カインは土地を耕す者となった。
ある時期になって、カインは、土地の実りの中からエホバへのささげ物を持って来た。また、アベルも彼の羊の群れの初子から、すなわち、その脂肪の部分からささげ物を持って来た。エホバは、アベルと彼のささげ物に目をとめられた。しかし、カインと彼のささげ物には全く目をとめられなかった。
そこでカインは、ひどく怒って顔を伏せた。エホバはカインに言われた、「なぜあなたは怒るのか、なぜ顔を伏せたのか? あなたは正しく行なっているなら、顔を上げるべきではないか? もしあなたが正しく行なっていないなら、罪が戸口で待ち伏せしている.彼はあなたを慕い求めている.しかし、あなたは彼を治めなければならない」。
カインは弟アベルに言った、「さあ、野原に行こう」。彼らが野原にいたとき、カインは弟アベルに向かって立ち上がり、彼を殺した。
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(日本福音書房)